マニフェスト

ミラノのコンテンポラリーアートへの帰属。アイディアのなる木のように、すべての境界線を超えて成長するポエティックな集合体。曲線は始まりも終わりもない、新しい発想の中心となる円(サークル)をつくります。すべての人は感性をもったサークルなのです。思考は中心から表面に向かって、調和しながら鳴り響きます。サークルの中にある世界は、他のサークルに出会うために広がるのです。さあ、目を閉じて、あなたには何が見えるか教えてください。

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アダルベルト・ロンバルド
映画監督

僕が生まれたのは24年前のある朝。2月のことだった。そして光を目にするなり、こう叫んだ。「照明よし。はい、アクション!」僕は仕事と遊びの区別がつく前から芝居を始めていた。情熱は瞬く間に照明と動きとなった。照明があれば、僕は1秒間に25倍考えを巡らせることができる。考えることは動くこと。想像することは動くこと。映画とは照明と動き。だが、時間と同様、映画とは幻想だ。しかし、感情は違う。感情は変化する。現在は未来にアクセスできるようになった。しかし、今はもはやきちんと耳を傾けてくれる人はいない。事あるごとに予期せぬことが起き、わかりやすく話をすることが非常に困難だ!「映画とは、退屈な場面をカットした人生だ」という言葉がある。プライベートな時間を楽しんでいる時の、ほんのわずかな時間が静止画像となる。1枚の写真は千の言葉を並べても言い尽くせないことを語ってくれるし、悪い映画を作ることは良い映画を作るのと同じくらいたやすい。しかし、その出来栄えは映画を観る人を変える。人々の心の中に光を当て、人間が持っている唯一のクリエイティブな手段である、想像力をかきたてるのだ。
  • ETRO - アダルベルト・ロンバルド
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アラン・ブルジェ
画家

軽やかに変貌する様相とは極めて対照的に、どの分野も芸術とのつながりを持つという国際都市は、過去を拒絶することなくイノベーションと湧き上がる熱意をもって自己改革を行うべきである。私が描く構図では、観察者の主体的調和の認識と空間と線のバランスに挑むまでの、肯定的感情と否定的感情、黒と白、充実感と虚無感の間の制御不能の相互作用を表現している。
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アンドレア・ザルディン
アートディーラー

この道に携わるのは自分で4代目。アーティストや関係者の人たちが頻繁に出入りする父や祖父のアトリエで育ったのは幸運だった。作品の中を見て回り、見るもの聞くもの全てスポンジのように吸収していった。もちろん芸術が心底好きという情熱がなかったら、単に芸術の世界で生きていくということだけでアートディーラーになろうとは決意しなかったかもしれない。主に若者をターゲットにしたギャラリーを私にオープンさせたのは、まさに私の芸術への愛情だ。新たな才能を見出し、パトロン・批評家・ディーラーとして対等の関係で彼らの成長を手助けしている。彼らを芸術に引き合わせるためだけでなく、彼らとともに自分も成長していくことは、僕の希望であり、人生の目標でもある。芸術のない世界など僕には考えられない。何かを製作したり、絵を描いたり、またスケッチや作曲をしたりできるアーティストを心から尊敬している。それはおそらく僕が鉛筆を握ることすらできないからだろう。僕はこの情熱とエネルギーの全てを彼らに注ぎ、このモチベーションを彼らのために役立て、そして芸術に身を捧げる。若いアーティストたちが頭角を現し、成長し、大小にかかわらず、この世界に軌跡を残す手伝いができれば、私個人の、そしてこの道のプロとしての目的を達成することになるだろう。
  • ETRO - アンドレア・ザルディン
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キャサリン・レオ
美術学生

芸術的な想像力というのは、無意識下に生じる部分がある。潜在意識は時に痛烈だが、確立された社会的制約内で表現するには不十分な感情の流れを含む。僕の芸術作品では、コンセプトは作品の最も重要な側面であり、作品を生み出すアイデアそのもの。僕のプロジェクトは、時間をベースにした素材やマルチメディア・オブジェクト(タイムベースドメディア)を使った、経験やさまざまな視点、個人的回想の象徴だ。こうした作品はコミュニケーションや社会との関わりの観点から個々に判断し、インスタレーションの形で提示されている。 
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チェーザレ・リミニ
デザイナー

好奇心が強いのは自覚しているし、子供の頃から好奇心が世界や同僚たちの中での自分の居場所の見つけ方を教えてくれた。大学での勉強によって、自分を常に魅了し続けている製品のデザイン過程、そして今我々が直面している改革の焦点であるサービス分野に着目し、理解するに至った。事実、今日では最も革新的な技術が、「人間疎外的」とも思える方法で我々をこれまで以上に限られたニッチに追い込んでいる。我々は、再認識を必要とするだけでなく、適切な方法や秩序を用いて思考や具体的な行動を投資する価値があると思われる、生活上のさまざまな側面を見失っているように思える。いわゆる「マイナー」な芸術を含めた、クリエイティブな世界の文化的再評価をグローバルレベルで行うだけでなく、プランニングやコミュニケーションにおける専門知識に磨きをかけることで、イノベーションや起業家精神を養う特定のスキルを生み出すことができる。 
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エドアルド・タバッキ
タトゥーアーティスト

タトゥーは、古代でも現代でも多くの文化で行われ、人類の歴史の大半をともに歩んできた。地域によっては、個人の身分証明書のような役割を果たしたり、人生の通過儀礼で行われたりすることもあった。残念ながら現在では、完全に形式的で簡略化されてしまい、ある種の体面を保ちたいという人間の欲望の影にその価値が失われつつある、あるいは失われてしまった。大半の人々は「流行」に乗るため、あるいは誰かの真似をするためにタトゥーをする。これは非常に悲しい。私の仕事の魅力とは、ただお客様のリクエストに応えるだけでなく、友人や親友、「心理学者」の役割も務めるところだ。タトゥーを施し終えた後、お客様や友人が笑顔と喜びの涙を浮かべながら私を見て、ハグしてくれた時の満足感はもう言葉にならない!私は誰かの身体に永久に残り、残りの人生を一緒に付き合っていってくれるものを創造できることをとても誇りに思っている。
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フェデリコ・シニョレッリ
起業家

創造的プロセス:僕は芸術作品を使って自己表現を試みている。水着を使うことだってある。でも、僕はアーティストじゃない。僕は美しいものが好きな人間なのだ。新しいものとか高価なものとかじゃなくて、シャルムーズとかシャビーシックがいい。完璧っていうけど、完璧の域に達したアーティストなんて誰もいやしない。だからこっちのアーティストの方があっちよりいいなどと賞賛することなんてできないと思う。完璧と言えるのは、たぶん母なる自然だけさ。
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ジャック・レオ
画家

芸術あるいは科学のあり方は、現実を捉える最も深く、長く、そして具体的な方法であり、我々の感覚を遥かに超えた複雑なものだ。知識欲あるいは観察する術がまだない人のために経験を証明し、それを推し進めていくかどうかは、この道を選ぶ人次第だ。イメージは人間の心の中で最も強い存在であり、僕はそのイメージを通して、我々を取り巻くあらゆるものの意味を明白にし、表現することを心掛けている。記憶にある中で最も印象に残っているのは物理媒体を通した自己表現だ。記憶や経験、考えに実際に触れることで明瞭な表現ができる。
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マッテオ・チャバッティーニ
建築家

若いアーティストの思想、メソッド、考察変化は常に周期的に訪れるものだが、それは直接的ではなく、他の人々を惹きつけながら、変化をうまく捉えて発展させる人を通して起こるものである。ある特定の歴史的瞬間に、自分を取り巻くものの最も肯定的な面と否定的な面を理解できる人々が存在する。そのような人々はそれぞれの環境におけるチャンスを活かし、状況をより良く変えていく。建築はその一例だ。おそらく最も顕著な例だろう。なぜなら我々は他の芸術形式は間接的にうまく逃れることはできるが、建築物は回避できないからだ。建築物は全て我々を取り囲んでおり、その変化や形状には、自分の環境を変えたいという個人の意志が最も明白に現れている。
  • ETRO - マッテオ・チャバッティーニ
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ニッコロ・バッソ
ミュージシャン

創造や創造性など存在しない。うぬぼれと無知が「創造」できると思いこませているだけなのだ。「無から何かを作る人」つまり、クリエイティブな人間とは馬鹿げた概念だ。「創造されるものなどない。破壊されるものもない。全て作り変えられたものなのだ。」我々は材料の操り手なのだ。未だかつてないほど多くの知識を得ることができるようになった今日。だから、今こそ進化し、過去を乗り越え、暗黒の時代から脱する時だ。言うならば、それが広範な現実の知識を得るよう私を奮い立たせてくれている。幸運にも多くの知識がすぐに手に入るのに、それを利用しないなんて臆病すぎて滑稽だ。僕は毎日好奇心を失わないように自分自身と戦っている。しかし、それはたやすいことではない…「知恵を持つことに勇気を持て!」敢えて知るべきだ。 今日では過度の緊張感が漂っている。我々は、その人物がどんな人なのか、あるいはそれぞれの活動の価値も十分にわからないまま、他の誰かを真似たり、何か活動があれば参加したりせざるを得ない。不変とも思われる時間の加速と、過剰生産と過当競争の精神的苦痛が押し寄せてくる。私は、人間の条件とは静的なものではなく、誰でも活力をコントロールでき、ありのままの自分になり、開放されることができるものだと信じている。自由とは音楽が与えてくれる最大の贈り物であり、最大の教えである。自由を楽しみ、己の心をなだめよ。
  • ETRO - ニッコロ・バッソ
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ニコロ・ジャライン
写真家

もし好きな言葉を一つ挙げろと言われたら、それは「cogliere」(集める、つかむ、理解する、の意)という言葉だ。自分が感じたことを書き記すためのインクや照明の使用の有無にかかわらず、物書きの技と大いに関係があるからだ。「coglitura」(集まり、収集物、摘み取り、の意)いう言葉は「cogliere」から派生しており、ラテン語の「colere」(耕す、優しく扱う、の意)に由来する「culture」と明白な関係がある。私にとって、特別な瞬間をフィルムに変換することは、果実の収穫のタイミングを心得ている農民のような忍耐力を持って注意深く待つ方法を知るということを意味する。その時初めて、果実は種をばらまくために地域社会に提供される。同様に、文化とは境界のない空間であり、成長のための生活圏であり、現在の本質的な性質をとらえることができる人間によって1つのアイデンティティが形作られる。その時初めて変化を達成することができ、文化が作られたと言うことができる。育てること、広めることが私の仕事の要だ。

Credits
Photo: Nicolò Gialain \\ Video: Adalberto Lombardo \\ Music: Richard Floyd